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フォークゲリラ

60年代後半のフォークと学生運動は、やはり切っても切り離さない。

70年安保を前に活動が激化する中、各地で行われる集会やデモの人集めにメッセージソングやトピカルソングが歌われ、土曜日の夕方から始まる集会で解散させようとする警察とのもみ合いは当時の日常的な光景であった。
フォークゲリラの始まりは大阪梅田の地下街で、有名な新宿西口広場の集会には多いときで1万人を越える群集が集まった。

観客が一緒になって大合唱になることを「シング・アウト」といい、岡林信康の「友よ」はシング・アウトの代表的な曲としデモや集会でもてはやされた。

「世の中を良くしたい」という理想論では共通するものの、フォークシンガーが必ずしもこういった活動を好んだのではない。
現に「フォークの神様」と呼ばれた岡林信康も高石友也も一人歩きするイメージにギャップを感じ、早々に政治的なフォークから身を引いてしまっている。

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