ウォーキングベース&ターンアラウンド
パワーコードに小指をプラスでもっとブルースらしく弾いてみよう!
その2(パワーコードでブルースを体感しよう)はうまくできましたか?
今回は、ちょっと物足りないなあという方にブルースの超定番奏法を紹介します。 これであなたもロバートジョンソン!(ほんまかいな)ウォーキング・ベース
まずは音を聞いてみましょう
音を聞いてみる

基本的には前回(パワーコードでブルースを体感しよう)とあまり変わりません。下図のように小指をのばして音に変化をつけるだけです。

パワーコードに中指を使ったのはこのためです。
図ではAのパワーコードを例にしていますが、D、Eも同じフォームでポジションが変わるだけです。
小指が届かない人はたぶんギターの持ち方のせいだろうと思います。
ヘッドを少し上げて、左手の親指はネックの真ん中辺りに持っていきましょう。
手の甲を前に出す感じで握ればうまくいくと思います。
ターンアラウンド
これだけではつまらないので、もう少し変化をつけましょう。
11小節目は定番のベースランニングです。
4フレ-人さし指、5フレ-中指、6フレ-薬指、7フレ-小指というポジションで、矢印のように押さえていきます。(下図参照)
12小節目(一番最後の部分)をハイコードを使った半音進行にします。
図のように同じフォームでリズムに会わせて1フレットずつずらして弾きます。

ブルースでは、11~12小節目をターンアラウンドと言って非常に重要視します。
ギターの見せ場でもあるわけで、この部分だけで一冊本が書けるくらいのパターンが有ります。
音をよく聞いて、ゆっくりでいいですからしっかり練習しましょう。