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初めてのブルース

鈴木 啓志

はじめてブルースに触れる人へのレビュー本

地域やカテゴリ、ブルースマン別といった今までの分け方とはとは、まったく違う切り口で書かれたレビュー本。
従来の「くくり」を排除し、目的別でCDを紹介している。よって、この本には目次が無く、どこから読み始めても次々と興味を持って読み進められる。ある意味、ネットサーフィンしているような感覚に陥る不思議な本。

項目を少しだけ紹介すると

  • 「初めて聞く・・・きっかけのBLUES」
  • 「グルーヴで酔う。踊りたくなるBLUES」
  • 「グラス片手に・・・気持ちいいBLUES」
  • 「朝から元気。気合の入るBLUES」
  • 「ちょっとエスニック・・・ちょっと異端のBLUES」
  • 「ハートがキュン。思わず涙のBLUES」
  • 「口説きのテクニックを学ぶBLUES」 etc…

どうでしょう。12小節の決まったコード進行しか持たないブルースに、これだけたくさんのシチュエーションがあるなんて!
初めてブルースを聞こうとしている人はもちろん、コアなファンもブルースの新しい側面を発見できると思います。

著者とトータス松本(ウルフルズ)のマニアックな対談「ガッツで聞こうぜ!」も見逃せません。

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初めてのブルース

CD

上記のムックと連動したブルース・オムニバス CD。
肩の力を抜いて、気分でブルースを楽しみたい人に最適!

オムニバス
マディの「アイム・レディ」、B.B.キングの「エヴリデイ・アイ・ハヴ・ザ・ブルース」などなど元気の出るブルースがいっぱい!

オムニバス
Before You Accuse Meのボ・ディトリー バージョンなどシカゴの夜の喧騒と怪しい雰囲気を楽しみたい方に。

オムニバス
かなり渋めの選曲。どっぷりとブルースに浸りたい方に。

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この記事を書いた人

12才よりギターを始めキャリアは30年以上。
20代半ばでブルースに目覚め、集めたCDは100枚を超える。

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