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ジョン・レノン 「Acoustic」

John Lennon

いや~なんとも罪なCDを作ってくれたものです。
ジャケットのかっこよさに引かれて、一も二も無く買ってしまいましたが、音質は思った以上に良くないですね。
そもそも、ジョン自身が発表するつもりも無いデモテープですから当然といえば当然。ミュージシャンというのはよりよい表現方法を求めてアレンジやミキシングを重ねるものであって、未完成なものを聞かれるのは意に添わないものだと思います。天国でジョンはどう思っているのだろう・・・

とは言うものの、ジョンのギタリストとしての魅力は満載な訳で、ジョンの爪弾くギター、特に低音弦を大事に弾いているのがとても印象に残ります。ジャガジャガ弾くストロークであってもベースの動きを意識すればこんなにかっこいいんだってあらためて感じさせてくれます。

やはり気になるのは” Well Well Well” ” Cold Turkey ”
” What You Got “などの未発表テイク。
” Cold Turkey “ではアンプにつながないエレキですんごい迫力のストロークを聞かせてくれます。
(一瞬誰かがベースを弾いているのだと思ってしまいました。)
また、”Dear Yoko”では、非常に完成されたギターアレンジでこのまま録音しなおしても十分すぎるほどのアレンジだと思ってしまいます。叶うなら弾き語りバージョンを正式に残して欲しかった。。。
イントロ、オブリガードなどのアイデアは是非見習わなければなりません。このCDで一番の聞き所でしょう。

ギタリストとしてはいまいち取り上げられなかったジョンですが、ジョン自身も言っているようにリズム・ギターの上手さは天下一品だと言うことを期せずして証明してしまいました。
一作品としての評価はさておいて、ジョンのギター研究という点では今までに無かった貴重な資料であることには間違いありません。

ちなみにブックレットには全曲コードがふってあります。ちょっと嬉しかったりします^^

  • 最終更新日: 2017/01/15
  • 公開日: 2004/11/05