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トミー・エマニュエルのDVD

かなりキャリアが長いらしいが日本では知名度が低く、Youtube動画で人気に火がついた超絶ギタリスト。

実は僕も名前さえ全然知らなくて、たまたまYoutubeでブルーグラスのギタリストの動画を探していて出会った。

とりあえずこれがその動画↓

Tommy Emmanuel(トミー・エマニュエル)は1955年生まれ、オーストラリアのギタリスト。

もともとはカントリー系のスタジオミュージシャンだったらしい。

調べてみるとフィンガーピッキングの名人というように紹介されているが、 僕にはむしろブルーグラスでいうところのフラットピック奏法が得意なように見える。

演奏するのはもちろんカントリー系の曲ばかりではない。

ジャズ、ロックンロール、ブルース、ラグタイムと幅広い選曲でさらにインストロメンタルのみならず、自身でボーカルもこなす(なかなかいい声)。

彼のギターの特徴は、やはりそのルーツであるカントリーギターの奏法に見られると思う。

演奏の要となるオルタネイトベースはラグタイムからの影響であることは一目瞭然。

そして超絶な速弾きは前述したブルーグラスのフラットピック奏法。

カントリーにおける速弾きはハードロック系のそれとはちょっと違う。

頭とお尻のつじつまを合わせて音を詰め込むのではなく、曲のテンポそのものが無茶なほど速い。

音数から想像するよりはるかに高い技術が要求されるのだ。

まあ、とにかく見てほしい。

マイケル・ヘッジスや押尾コータローとは一味も二味も違うまさに自由自在な両手の動きと、歌心のあるメロディに心が奪われるに違いない。

世の中にはすごいギタリストがいるもんだ。

ちなみに途中で登場する金髪のおねーちゃんは、てっきり彼の娘かと思ってたのだが、どうやら彼の婚約者らしい。

ちがった意味でもすげー(笑)

現在アマゾンで手に入るDVDはこれの他にLive at Sheldon Concert Hallがあるが、こちらは残念ながらリージョン1のため日本のDVDプレーヤーでは再生できる保証がない。

本当は上記のギター・ブギとか魅力的な曲はこっちに入ってるんだけど・・・。

Live at Her Majesty's Theatre / [DVD] [Import]

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Tommy Emmanuel, Tommy Emmanuel
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この記事を書いた人

12才よりギターを始めキャリアは30年以上。
20代半ばでブルースに目覚め、集めたCDは100枚を超える。

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