a-ki's factory blog

B.B.キングの名盤感想

一枚選ぶとしたら、やっぱりこれかなあ。。。

このサイトを始めて4年になるのにB.B.キングのことはほとんど取り上げませんでした。
怖いんですよね。
「ブルース?ああ、B.B.キングねっ。」って感じで終わりそうで。。。
それくらいメジャーでだれもがイメージしやすいブルースのまさに王様なのです。

a-ki’s factoryを始める少し前B.Bのライブを見る機会がありました。
70歳を越え、さすがに1曲目以外は椅子に座ってのプレイでしたが、ネックが折れてしまうんじゃないかというようなバタフライ・ビブラートは健在。
ライブ後花道を通るキングに、その左手で握手してもらいました。
分厚くて、大きな手の感触は忘れられません。
60分程度の短いステージでしたが(ショーアップがすばらしかったのでホントに短く感じました)、その夜は興奮して眠れなかった思い出があります。

さて、このCDはまさに脂の乗り切った64年、シカゴのリーガル劇場でライブ。
レコーディングでは力を発揮していないと言われたキングの快心の初ライブ・アルバム。
”Everyday I HaveThe Blues” から” Sweet Little Angel” へと続く最初の2曲でもうノックアウトです。
この当時のライブを見られたお客さんは本当に幸せ者ですね。

今後日本でライブはあるのだろうか?
それまでは何度でもこのアルバムを繰り返し聞いて、待ち焦がれましょう。

スタジオものではこれがオススメ!

同じく60年代初期にレコーディングされたアルバム。
数あるB.Bのアルバムの中でも名作と呼ばれる一枚。

オリジナル曲だけでなくカバーも多く収められているので、原曲と比較しながら聞くと面白いですね。
特にIt’s A Mean World の原曲は”モダンブルースの父”T-ボーン・ウォーカー
T-ボーンが洗練されたジャズ風に歌うのに対して、B.Bは独特のシャウト唱法でゴスペル風に聞こえてしまいます。
イントロのギターだけは完コピしているところがミョーにかわいかったりして(笑)

B.Bのアルバムは多すぎてどれを買ったらいいのか迷ったらこれです!

Amazonで詳しく

ザ・ジャングル

参考:アーバンブルースからモダンブルースへ (ブルースの歴史と偉人伝)

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この記事を書いた人

12才よりギターを始めキャリアは30年以上。
20代半ばでブルースに目覚め、集めたCDは100枚を超える。

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