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ライトニン・ホプキンスの名盤感想

彼のレコードはCD化されているものも数多く、当たり外れがないが(あくが強いのでどれを聞いても同じに聞こえるという失礼な評価もある)、とりあえず1枚となると、やはりコイツがイイと思う。

真っ赤なジャケットに黒いゲンコツがにゅーっと出ているデザインは衝撃的だ。

以前はブルーズを置いているCDショップで「ライトニンのゲンコツくれ」と言えば手に入った(ほんまかいな)。
最近はブルーズを置いている店が少なくなったのでちょっとつらいかも。。。

彼はレコーディングの時ウイスキーを飲みながら、ときおり女性を前に座らせ語りかけるように歌った伝えられている。

合間に入る「でへへ」という笑い声は本当に「でへへ」な状態だったのかも知れない?

スプリング・エコーかかり過ぎで最初は聞きづらく思うかもしれないが、このチープ感がたまらなくブルーズなのだ。

もう一枚個人的に気にいっているのは「LIGHTNIN’ IN NEW YORK」だ。

スタジオ録音で彼一人の弾語りだがピアノを弾きながら間奏でギターに持ちかえるという荒技をやってのけている。

迫力という点では、いささか不満が残るが、部屋の明かりを落としてグラス片手にどっぷりと彼のブルースに浸っていただきたい。

初心者のためのブルースギター講座の基本になっているキーEのモノトニック・ベースは彼の得意なスタイルで、僕がブルーズを弾けるようになったきっかけの一枚でもある。

ライトニンの映像はビデオでは比較的入手しやすいがDVD化されているものはまだまだ少ない。

今後どんどんDVD化されるという類の人ではないので(笑)今のうちに手に入れたい。

動くライトニンは迫力満点ですよ~。

ライトニン・ホプキンスってだれやねん。という人は↓

テキサスの不良オヤジ~ライトニン・ホプキンス / ブルースの偉人たち

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この記事を書いた人

12才よりギターを始めキャリアは30年以上。
20代半ばでブルースに目覚め、集めたCDは100枚を超える。

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